不景気

 午前中、翌日お邪魔する予定のS社の中小企業緊急雇用安定助成金の支給申請書と休業等実施計画届を作成する。作成ソフトがあるので作成は楽になったが、昨年大和職安の説明会に出席した時は作成書類の多さに正直『これは無理!』と思ったものだ。それにしても、短期間に書式の変更が頻繁にある届出書も珍しい。約40人の申請なので、休業日数が多い時は結構な額になる。報酬を頂く身としてはありがたいが、雇用が増えていかないと我々の仕事も先行きがなくなる。S社は、製造業でこの不景気をまともに受けている業種の1つ。今のところ、明るい兆しが見えてこないようである。

 午後一番に神奈川SR経営労務センターより電話。労災の特別加入(事業主の労災保険)をしているうちの1社の保険料が支払われていないということであった。昨年、大幅に従業員を減らし保険料の減額を図ったが、2期と3期の支払いが滞っている。うちの支払いも滞っている。保険料の督促をしなければならないのもこちらであり、SRに頭を下げなければならないのもこちら。会社に電話し、SRから督促状が出され延滞金も付け加わることもあることを説明。期日を決め支払ってもらうことになった。

 昨年から景気のいい話がめっきり少なくなった。夕方から書類の整理をしていると、離職票を書いていた枚数と社会保険の資格喪失届の枚数が資格取得に比べ圧倒的に多くなっている。