中小企業緊急雇用安定助成金

 老齢年金の裁定請求に必要な住民票、戸籍謄本と非課税証明書を取りに世田谷区役所に行く。大和から行くと非常に中途半端な場所にある。携帯のナビゲーションシステムを使うと梅ヶ丘から歩くのが早いと出たので、指示通り行くがえらい細い道を通って行くことになった。あっているか不安になりながら15分程度歩くと何とか到着した。
 それからがえらく大変。3つの書類の窓口が全部違うので、それぞれ書いては並びを繰り返す。しかも、代理人としての請求なので委任状を見せたり説明をしたりで結局2時間かかった。普段行く横浜市泉区役所は、住民票、戸籍謄本や印鑑証明は同じ窓口で1回で済み混んでいても30分は待った記憶はない。もう少し効率良く窓口の配置をしてもらいたい。新宿社会保険事務所まで行くつもりだったが、時間も遅くなったため諦めた。

 事務所に戻って、中小企業緊急雇用安定助成金について調べる。先日、知り合いの税理士さんより相談があり、顧問先の会社で一時帰休を考えているとのことであった。その会社に訪問し、何とか条件は整えられそうなので準備を進めることにした。
 友人の社労士からも情報や助言をもらっているが、どうも職安の職員も完全にわかっていない様子。問い合わせが多く、質問することすら困難で相談は予約制になっている。この助成金、生産量が減少していないとだめで、売上の減少だけでは該当しない。相談のあった会社は生産量の減少を示す資料があるので何とかなりそうだが、小売業や卸売業などはPOSシステムでも導入していなければ資料は出せないように思う。助成金の趣旨はわかるが、何とかならぬものかと思う。