宙に浮いた年金

 D社で新たに入社した従業員の資格取得の手続きに、大和職安と相模原社保へ。雇用保険は前職で資格喪失の手続きをしていないため、職安預かりに。その足で、相模原社保へ。一時期に比べ、年金相談が少なくなったようだがそれでも待っている人は多い。
 年金手帳を見ると、新入社員である旦那さんも被扶養者である奥さんも基礎年金番号の他にもう一つ番号があるので、念のために番号の統合がなされているか確認してもらう。すると、奥さんの方はきちんと統合されているが、旦那さんの国民年金が統合されていなかった。10年強前の取得になっているので、時期から判断すると失業していたか厚生年金のない会社に勤めていたかで国民年金に加入したものと思われる。その分が統合されていなかった。
 40歳前後の方の年代(年金手帳がオレンジ色を所持されている方)だと、圧倒的に女性の方が統合されていないいわゆる宙に浮いた年金になっているケースが多い。結婚して姓が変わったり、短期間だけ勤めていたり(この場合、国民年金の3号被保険者になっていないこともある)と長期間ではないが記録漏れが起きることがある。これで宙に浮いた年金が1件解決した。