グループホーム

　顧問先のN社の施設を見学させていただく。普段は南林間の本社を訪問して書類の捺印や相談を行うが、ここでは管理部門しかないため福祉施設というイメージはまったく無い。N社の行っているのはグループホーム。顧問をしていて恥ずかしい限りだが、特別養護老人ホームとグループホームの違いなどわからないことが多かった。八王子、調布の施設は民家改造型のホームで、バリアフリーなどの改装を行っているが普通の住宅とほとんど変わらない。川崎の施設は、最初から介護施設として建てられているので家庭用エレベーターを設置している。
　軽度の認知症の方がホームで生活しているそうである。八王子はお昼前に到着したので昼食の準備で慌しかったが、他のホームも含めて穏やかな時間が流れていた。介護事業は介護保険の報酬が運営費の大部分を占めるが、介護に携わっている職員が安心して働けるだけの報酬が支払われるよう介護保険の見直しを進めてもらいたいと思う。