宙に浮いた年金

 『消えた年金』『宙に浮いた年金』が連日新聞・テレビで報道されている。以前、ブログで一人でいくつも手帳を持っている人のことを書いたが、平成9年に基礎年金番号制度ができたときから『宙に浮いた年金』があるのはわかっていることである。3年前は『年金未納問題』で大騒ぎになり参議院選挙の争点になった。また、今年も参議院選挙があり、選挙のときを狙っているのではと思えるくらいぴったりのタイミングである。

 今朝の朝日新聞朝刊の社会面に大きく取り上げられている。他の新聞でも注意点が載っているので、確認をおすすめしたい。私の記録は社会保険庁からパスワードを取り寄せインターネットで調べたが、消えても宙に浮いてもなかった。当たり前だが増えてもいなかった。父親が年金の裁定請求をしたとき、自分でも記憶にない年金記録が見つかったことがある。16〜17歳くらいのころなので高校生だったはずなのだが、社会保険事務所の記録から近所の肉屋さんであることがわかり、アルバイトをしたときのようである。全日制の高校生では当然、社会保険の資格要件には該当しない労働時間である。どうも誤って資格取得したようである。

 朝日新聞の記事の最後に社会保険労務士のことが書いてあり、相談は1万円程度から受け付けると書いてある。朝日新聞社会保険労務士の記事広告を出しているみたいである。