あの日に帰りたい？

　社労士として、冷静に対応しなければならないときがある。場合によっては、相手にとって冷酷な対応をすることもある。以前、依頼主の社長より先にその会社の従業員に切れたこともあった。コンサルタントとしては失格かもしれないが、仕事として割り切っているところがあるのかもしれない。
　しかし、一個人になるとお人よしの性格のためか、ここ数日間辛い目にあった。相談に乗ってくれたＫさんと理解してくれたＭさんに感謝。自分でも馬鹿なやつと思う。
　家に帰ると、テレビの歌番組で村下孝蔵の「初恋」が流れていた。私が中学生位の頃の曲だったと思う。曲も好きだが、レコードジャケットの切り絵の女の子の絵が好きだった。理由はわからないが懐かしさを感じる。歌詞に出てくる僕は自分に似ている。自分のことを明るいとは思えないが、「遠くで僕はいつでも君を探してた」の部分は今も変わらない気がする。過去には戻れないが、もう一度あの頃へ戻れないものだろうか。夢を抱えて旅でもしないかあの頃へ。
　中学の頃に戻ってやり直すとしたら、どんな進路を選ぶのだろうか？何か心が病んでいるような文になってしまった。