基礎実務研修
社会保険労務士会の基礎実務研修でワークピア横浜に行く。年に1回、開業歴の浅い神奈川会の会員向けに行っている研修で、研修委員会のメンバーが講師として3日に分けて講義を行う。例年、社労士試験の科目順で行っているので私が担当する労働基準法が最初。トップバッターは緊張するが、法改正があった昨年に比べ自作のテキストで内容は同じなので少しは気は楽。講義時間が2時間あっても、労働基準法は範囲が広いし、試験勉強ではないので種類の書き方と考え方を中心にお話しする。
今年は約80名の申込みがあり、昨年より数名少ないだけでほぼ例年並み。参加者の合格年を聞くと、昨年と今年合格者が4分の1程度で、平成11年以前が5名程度いた。平成11年と平成21年に労働基準法の大改正があり、改正点にも触れないといけないが細かく話すとそれだけで終わってしまうので、時間外労働の協定の部分だけ説明することにする。試験勉強で学んだことは基礎中の基礎だが、それがわかっていないと実務がおぼつかないところもあるが実際に書類を作成することによって法律や通達と結びつくことが多い。自らも学んで、実力をつけて社労士業務に当たってほしいと思う。
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