健康保険料率改正

 先週、社労士会の会報と一緒に協会けんぽから4月からの保険料率の変更の案内が同封されていた。すでに新聞で公表されてはいたのだが、料率が現行の8.19%から9.33%の大幅な引上げである。他の都道府県も同様ではあるが、従業員負担もそうではあるが折半負担である企業負担は大きい。介護保険料率も1.19%から1.50%でこちらも大幅な引き上げである。

 先週の金曜日に関与先用に4月からの保険料のお知らせを作成した。大和職安に届け出に行くついでにN社に36協定の返戻と併せて全員分の一覧を持参する。被保険者が40名前後の会社で、毎月10数万円の負担増になる。毎月100万円を超える保険料が請求されるので、経営を圧迫する。社会保険の必要性は分かっているが、具体的な金額を明示されると会社負担の厳しさを痛感させられる。