ポイント

 先週出席した社会保険労務士会の総会後の懇親会での雑談で、国民年金のクレジットカード払いのことが話題になった。少し前の調査で、社会保険労務士の平均年齢は60歳を切ったとか。社会保険労務士の半分以上は、払うより貰うか貰う少し前という年齢なので、話をしているのは若い(?)社会保険労務士(これでも私は、支部ではまだ両手で数えられる順番なので。まだ片手かな)。話をしている全員クレジットカード払いにしている。どうせ支払わなければならないものだから、少しでもポイントをと思ってだが、何と三○住○カードはポイントがつかないそうである。新聞広告で、カード払いを勧める広告が出ているけれどポイントがつかないとはどこにも書いていない!5月の引き落としで16万円強が引かれるけれどポイントがつかないとは。残念。

 昨日の山口2区の衆議院補欠選挙の敗因の一つに、後期高齢者医療制度が挙げられていた。2年前の健康保険法改正で、決まっていたが中身はついこの前出ていきなり制度が始まったという感じだった。最近のマスコミの報道の仕方で気になって仕方がないのは、年金から天引きされることが問題だという言い方をしていること。天引きは徴収方法の手段でしかないのであって、そもそもの制度が問題ではないのだろうか。それとも「問題のある制度だから、保険料を支払う必要はない。それなのに天引きするとは何事か」とでも言いたいのだろうか?
 昔から3K赤字と言われていた国鉄・米・健康保険の一つ。医療費の増大は避けられない問題であるが、どの方法がいいのか政府案以外見たことがない。野党各党、マスコミも案を示して議論すべきではないか。後期高齢者医療制度を廃止しても赤字は増えるだけなのだから。また近く選挙があるから、きっと先送りにされてしまうだろう。