労働保険年度更新

 新年度が始まり、何かとあわただしくブログの更新をつい後回しにしてしまう。社会保険労務士のこの時期の仕事と言えば、労働保険の年度更新。労働局より緑色か青色の封筒を回収して、賃金台帳を1年分出してもらって計算し申告書を作成する。1年分の賃金なので、結構な金額になる。関与先の会社は、従業員が大幅に減ったという会社がないので今のところ概算保険料では不足している会社がほとんどである。
 パソコンで従業員台帳を作成して、計算しているので正社員だけという会社は処理は楽なのだが、パート・アルバイトが多い会社は労働者はめちゃめちゃ多いがすぐやめてしまうので、登録人数だけ多く入力が一苦労。今月入社して台帳を作っても来月にはいないなんてざら。管理する会社も大変と思う。顧問先が多くなっても、正社員であれば名前を言われれば顔はわからなくても年齢がどのくらいの方かわかるが、パート・アルバイトは全くわからない。

 今年は、昨年に比べ入退社の手続き、特に入社が非常に多い。年度更新の書類もたまっていく。おまけに評判の悪い、後期高齢者医療制度によって資格喪失になった75歳以上の方の保険証の回収もある。届け出待ちの書類入れが既に一杯。身体が足りない。