新年度

 今日から新年度。いろいろと新しいことが始まる。大和青年会議所から行政出向ということで、2年間の任期で財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団の理事に就任した。新年度最初の理事会なので理事長等の役職を互選によって選出し、理事長は元NHKアナウンサーの吉川精一氏が選任された。5月に決算の審議があるとのこと。

 仕事の関係では、労働保険の年度更新が始まる。5月20日までと期間があるが、1年分の賃金台帳を集めて計算するので結構大変である。アルバイトやパートが多い会社だと出入りが多く、拾い出すのが厄介。建設の一括有期事業も工事名だけだと、よくわからないものがあるので毎年問い合わせをする。工事の内容によって、保険料率が変わるから仕分けには慎重になる。パートタイム労働法も施行される。

 後期高齢者医療制度も今日から始まる。被扶養者になっている分の回収を各社にお願いをするのと、顧問先のグループホームに75歳以上の方は今までの保険証が使えなくなることを伝え、後期高齢者医療被保険者証がきちんとあるかチェックしてもらうよう連絡をした。一番よくわからないのが、保険料。健康保険の被扶養者だった方は保険料の凍結の緩和措置がある。しかし、被保険者で負担する均等割は神奈川県が全国一高いとのこと。所得割は、年金額やその他の収入が異なるので、一人一人都道府県後期高齢者医療広域連合か市町村の窓口に問い合わせてもらうしかない。保険料は原則年金から天引きになるが、年金が18万円未満や65歳未満の国民健康保険の被保険者がいる場合だと、納付書か口座振替での納付になる。対象者が75歳以上の方なので、大部分の方は関係ないと思ってしまう。しかし、政府が本人や家族にきちんとした説明をしないと混乱が生じてしまう。知る限りでは、4月1日より前には新聞の折り込みに入っていた政府の広報くらいしか国民に対してアナウンスをしてないのではないだろうか。
 資格喪失の手続きは、今月末までに社会保険事務所から用紙が届くものを使うとのこと。今後はどのようになるのかわからない。あちこちで混乱しそうである。