労務相談室

 今日は、神奈川県社会保険労務士会労務相談室の当番の日。だいたい3か月に1回位のペースで廻ってくる。先週、祭日が入ったため2週間分の面接相談を担当することになるが、幸い予約は1件のみ。面接相談は、社会保険料について会社の代表の方の相談。年金の受給額が気になるようではあったが、まだ50歳前の方なので社会保険事務所に行ってもあと10年の保険期間があるので、厚生年金の受給額はわからない。納得がいかない様子だったが、こればかりはどうしようもない。標準報酬の再評価と物価スライドがあるので10年先は誰もわからない。生命保険の養老保険は、予定利回りで概算はわかるが、公的年金は物価とある程度連動するので親切といえば親切である。きちんと記録されていればだが。
 電話相談は、時間外手当の不払いのことが大半。ただ共通して言えるのが、言い方は悪いが事業主から代わりに取り立ててもらいたいといったニュアンスの内容ばかり。監督署で相談を受けていた時の経験から、在職中に請求しても解決は難しいことが多いが退職後はもっと難しい。社会保険労務士は、取り立て屋ではないんだけどなぁ。