倫理研修・2月例会

 神奈川社会保険労務士会の倫理研修に出席する。社労士会で行う必修研修は、社会保険労務士法で行うことが定められているが、法律では努力義務規定なので出席は強制されていない。しかし、今日出席した倫理研修は法律には定められていないが、社会保険労務士に個別労使紛争の代理権が付与されたことにより弁護士や司法書士に倣って職業倫理に関しての研修が行われることになった。昨年社労士会より名指しで受講案内が届き、その記念すべき?第1回の研修に出席することになった。私の行いが悪いということではなく、入会年度で5年に1回受講することになっているそうである。
 社会保険労務士法やその他各種規定の講義と実例演習の課題に当たる。社会保険労務士法を読むのは、受験のとき以来。受験科目の一つだからであるが、開業後に法改正があり条文数は100を超えてる。このような機会が無ければ、改めて学ぶことは無いだろう。実例演習では、具体的なケースが設定され討議を行うのが本来のスタイルのようだが、神奈川会だけで約2,000人の社会保険労務士がいるので講師が解説するという授業形式で行われる。法律で禁止されていることは、当たり前のことだがどこからが社会保険労務士として守るべき倫理かというと線引きが難しいこともある。結論としては、自分が社会保険労務士として責任と誇りをもって仕事をしていくかにあると思う。

 夜から青年会議所の2月例会に出席。日本青年会議所で行われているOMOIYARI運動を扱った内容の例会。こちらも倫理的なことを学ぶ内容である。大人がまじめに相手を思いやることについて討論することは、普段無いであろう。青臭いことも真剣にディスカッションし合う事も青年会議所ならでは。当たり前のことだが、改めて気づかされることもある。今日は、改めて考えさせられることの多い1日であった。