脱退一時金

 朝、神奈川労働局職業安定部需給調整事業課にY社の労働者派遣の許可更新の届出を行う。職員が10名前後で神奈川県の派遣や職業紹介事業に関することをすべて行っているので、届出が予約制となっている。書類チェックなど10分で終わった。届出を行っている間、全然気がつかなかったが携帯に見慣れない電話番号の着信があった。IP電話のようでどこからかかってきたか見当もつかない。
 午後、顧問先のF社の愛知県の工場から電話。この会社は外資系で、本国から赴任している外国籍の従業員の厚生年金の脱退一時金についての相談。この手続き、社労士が行うことが無いので書類を見ることもほとんど無い。労働者本人が、日本国外に出てからではないと年金手帳などの添付書類をつけて直接請求するためである。手続き自体は、外国人労働者だけで両手で数えられない人数いるので私より会社の方が手馴れている。複雑の質問でなかったので、その場で答えられたけど…。一応、社労士の面目を保った。