VDT症候群

 綾瀬市のA社の給与体系の見直しで就業規則を変更している。賃金規定だけと思ったが、育児介護や定年制など細かな部分が古いままである。本来は別費用だが、顧問契約をするので全部修正する。後で細かな所で労使間でトラブルになるのも嫌なので。文章を考えている時、ノリがいいとすんなりと書き上がる。しかし、1日中パソコンの画面を見続けていると、だんだん首や腰がだるくなってくる。

 最近ドライアイのコマーシャルをやっているが、パソコンの画面を見続けていると起こる病気(VDT作業)で仕事が原因だと労災に該当する。VDT症候群と呼ばれ、眼だけでなく首や肩のこり、食欲減退やうつ病など心の病気もあるそうである。私の場合、従業員を使っていないし事業主なので当然労災などあり得ない。
 仕事と自宅の両方でパソコンをやっているとどちらが原因かはわからないので、立証が困難なケースもある。そういえば、社会保険庁がコンピュータを導入したとき、入力作業をしたとき1時間ごと(だったかな)に休憩を与えるというのは、本来必要なことで職業病を防ぐということでは先見の明があったというべきなのだが、問題になっているような仕事振りだと必要な休息時間もサボっているようになってしまう。