事務所労災

srtakahashi2007-06-13

 労災のことを何回か書いた。過去、顧問先での労災は屋根からの転落が2件、荷下ろし中の落下事故、後続車の追突が1件、見通しが悪い道路での衝突が1件、横断歩道でのひき逃げ(即死)が1件、階段の踏み外しが1件と階段の事故以外は屋外での事故である。建設現場での労災は減少傾向であるが、交通事故は増えている。これは、不注意などの原因もあるが、過重労働や連続運転などによる事故が増えている。顧問先のA社は、連続運転についてはうるさく注意しており、「少し位急いでも到着は変わらないから無理をするな」とよく従業員に話している。この会社、新年会や忘年会などの宴席は一切やらない。「アルコールが抜けるのは人により違うから、飲酒運転させることにもなりかねないから」と言っていた。

 意外と多いのが事務所内の事故である。前出の階段の踏み外し、椅子の上に乗っての転倒、コードに足が絡んでの転倒など原因になることが意外と多い。安全衛生のことについての話をするとき、シュレッダーの巻き込みなど意外な原因が多いことを話すが、自分が事故にあうとは思わなかった。シュレッダーの後ろにあるコンセントにつなぐときに、ネクタイがシュレッダーの投入口に入り込み巻き込まれた。怪我はなかったが、ネクタイはズタズタに。シュレッダーの力は思ったより強く、首が引き込まれていく感じである。高性能で処理枚数を多くできる機械であれば、大事故になるかも知れない。自分で話のネタを作ってしまったが、どこにでも危険が潜んでいることを改めて知ることになった。

 写真にとって見たけれど、シュレッダーの後ろは電化製品の配線でグシャグシャ。お世辞にも安全とは言えない。