労働保険年度更新

 この時期、社会保険労務士は労働保険の年度更新の処理で大忙しである。開業したころは、悲しいかな仕事がなくすぐに処理できたが、おかげさまで忙しくなってきた。1年分の賃金から保険料を算出するため、その会社の従業員の動きが一目でわかってしまう。全員正社員で、雇用保険の取得をしている会社だとソフトに入力して楽に処理できるのだが、出入りの多い会社、特に学生アルバイトが多い会社は入力だけでも一苦労である。
 はじめてお付き合いする会社で時々?という会社がある。親会社と子会社の両方を依頼されたケースでは、両者とも事業内容が全く同じ自動車部品の製造なのに保険料率が異なっていた。話を聴くと創業当時は全く別の製品をつくっていて、のちに今の自動車の部品の製造に変わったとのことなので、すぐに業種の変更の手続きを行った。料率が1000分の14から1000分の6に下がるので監督署の算定基礎調査を待つことになるので、とりあえず今のままで保険料を納めてもらうことにした。

 約1ヶ月ぶりにまとめて(というほどでもないが)書いたが、本当に気ままになってきてしまった。