研修会

 先週から木曜日から1日おきで研修会に参加しました。知識を売る仕事なので、研修は欠かせないのですが重なるとしんどいです。

26日(木)
 委嘱を受けている神奈川労働局で個別労働関係紛争解決促進法の助言・指導、あっせんの実務研修を受講。労使紛争は、単なる法律違反(労働基準法など)だけではなく権利関係の紛争(解雇や賃金引下げ、いじめ・嫌がらせなど)など裁判等の民事による解決が増加しており、それらの解決を促進するのがこの法律。要は、お互い納得できるよう調整しましょうというものなのだが、どっちが悪いという話になるとやはり裁判になってしまう。

28日(土)
 ファイナンシャルプランナーの継続研修に参加。ファイナンシャルプランナーの資格を維持するのに2年間で、15単位(又は30単位)の研修を受けなければならない。義務なのでつらいが、今回の講義は「税制適格退職年金」の移行について。古くからある企業の一部では、この退職金制度を利用しているところも多いが廃止が決定されている。そのため、税法上の優遇措置(退職金引当金)がなくなるため401K(確定拠出型退職年金)などの制度に移す必要がある。話としては、目新しいものは無かったが、知識の再確認としてはプラスになった。

30日(月)
 社労士会の年金相談員の継続講習。年金相談は好きではないので、あまり必要ではない研修なのだが、年金制度は専門家である社労士でもわかりにくいのでたまに勉強しないとぜんぜんわからなくなる。これからの制度改正もあるが、昔からの権利をもっているケースや公務員や旧国鉄に勤めていた場合など、お金が絡むだけに適当に答えるわけにはいかないのでますま私は年金相談を敬遠してしまう。