名義確認

　新規に社会保険を適用する会社の保険料口座振替申出書を持って、某都市銀行に金融機関の確認印をもらいに行く。ガラガラの店内だが、待つこと10数分。窓口の行員が、会社の名称が違うと言う。持参した申出書には会社名に・（なかぐろ）が入っているが、銀行口座にはなかぐろが無いとのこと。そのため、証明できないので申出書の方の名称が正しいのであれば口座の名義変更をし、申出書が誤りであれば書き直して持って来いと言う。口座を作る時に、銀行でも登記簿謄本の確認をしたのではないかと問うと確認していないと説明される。口座作成時の書類を確認しに行員さんが中に戻って確認すること10数分、間違いなく会社名になかぐろはあり入力するときに入れ忘れたようである。
　人間が行うことなので間違いはあると思うが、間違いだらけの代名詞のような年金事務所（旧社会保険事務所）に提出する書類に、完璧さを求める銀行が確認ミスをするというのは皮肉なものである。

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