労働保険適用室

 労働保険の申告書の届出に、関内の労働局適用室へ行く。通常の申告書であれば監督署で構わないが、建設業の雇用保険だけは監督署では原則受け付けない。二元適用といって、建設会社の現場の労災は元請が負担するため保険の成立の仕方が通常と異なるために労災保険雇用保険が別になるのであるが、以前は雇用保険都道府県の仕事であったため監督署で扱わないのである。
 トップは厚生労働省になったけれど、実態は労働基準監督署公共職業安定所社会保険事務所は別の役所という認識。地方分権法ができて労働基準局が労働局になり、監督署と職安が下部機関になって多少人事交流があるけれど、社会保険事務所は相変わらず違う役所である。